本買ってきた

borges2004-03-17

 須永辰緒 監修「ダブル・スタンダード
タワーに買いに行ったのですが、予想外に扱いが小さくすぐみつからなかった。なんとかみつけて買ってみたら、なぜか辞書風の本。カバーもあり豪華な感じ。
 さて内容は、、、普通のディスクガイドではない。最初買う必要があったのか考えてしまった。ただ読んでるうちに、書き手の音楽への愛情が伝わってきた。
 普通のガイドは割と客観的にアーティストを紹介しているが、この本は書き手の主観的な紹介文で何故かとても身近に感じた。実際ガイド本でCDなどを買うのと、友人などから薦められて買うのでは説得力が違う。「友人にこれ最高なんだよね」と言われると、やっぱ聴きたくなることがありますよね?それに近い感じがする。
 CALM監修のディスクガイドも主観的だ好きだったので、よく考えたら読んでて楽しくなってきた。「ダブル・スタンダード」は、いってみたら音楽を好きになる本かもしれない。
 関係ないのですが、最近ロックよりブラジル音楽などのほうが聴くのが楽しい。なにより衝撃があるから。去年ロックで唯一衝撃だったのは、ラプチャーの前にでた黄色いジャケをしたミニアルバムの一曲目くらいでした。ブラジル音楽のほうはあまり聴いてなっかたせいもあるけど、聴くたびに衝撃を受けていた気がする。
 最近でも「オ・トリオ・3D」の2ndは、今まで聴いたことなかった部類だった。ジャズ・ボッサというジャンルらしいが、とにかく一曲目は信じられないくらいかっこよかった。たぶん私が音楽を聴く理由は、自分のまだ聴いたことのない良い曲を少しでも聴きたいと思うことからだろう。